ビク・トムソン 雑学

皆さんは、「ビク」や「トムソン」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?
おそらくパッケージを制作する際に一度は耳にしたことがあると思います。

どうしてこういった呼び名になったのか考えたことがあるでしょうか?

「ビク」はドイツ・シュナイダー社の「ビクトリア式」という、
平圧式の活版印刷機を改造した打ち抜き機の略語です。
明治中期以降、関東で多く使われました。
その名残で、関東では打ち抜きのことを「ビク」「ビク抜き」と呼ぶ人がまだ多くいるそうです。

弊社は関西の企業ですが、ビクという言葉を使っていますよ!!


また「トムソン」は、アメリカのトムソンマシン社の機械が由来です。
こちらは明治中期以降、西日本地域で広く導入されました。
現在、ビクに比べて業界での浸透度が高く、誰もが使う日常的な用語となっています。

また弊社には、半自動のトムソン機があります。
これは、トムソン機を弊社が、機械メーカーに依頼して、給紙のところを手でさせるようにしたためです。
略称としては、「手差し」や「半自動」などと呼ばれていると思います。

違った呼び名があれば教えてください!




三洋紙器の藪下光世でした。
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