オリジナルパッケージで高級感を出す表面加工

オリジナルパッケージの表面加工について

オリジナルパッケージをつくる際には、表面加工の種類を知っておく必要があります。
商品や店舗のブランドによってコンセプトが異なるため、
そのイメージに適切な素材や表面加工の種類を選択しなければなりません。

また、オリジナルパッケージの制作において、表面加工というのは印刷面を保護するといった、非常に重要な要素でもあります。
オリジナルパッケージのデザインや、配色が商品にぴったりの仕上がりになっても、
輸送時にインクが擦れたり、傷がついたりしまっては台無しです。

主に、オリジナルパッケージに用いられる表面加工の種類は4つあります。
1つはビニール引きです。
塩化ビニール系の合成樹脂に速乾性のニスを混ぜ合わせたものを塗布します。
耐磨性に優れており、比較的安価です。
ニス引きも安価ですが、ニスには黄色に近い透明であるため、色合いに変化が生じます。

高級感を出すならプレスコート加工とフィルム貼りがおすすめ

印刷面を保護しつつ、オリジナルパッケージに高級感を出したい場合には、
プレスコートという表面加工がおすすめです。
プレスコート加工は、熱硬化樹脂を塗って平滑性をもたせ光沢を出すことができます。

ビニール引きも光沢感がありますが、
プレスコート加工の方がより光沢感があり、高級感を出すことができるでしょう。
注意しなければならないことは、紙の伸縮が発生することがあるため、
難しいデザインには注意してください。
また、印刷色が変化するため、プレスコート加工をする前と後では少し色味が違って見えます。

ポリプロピレンフィルムやPETフィルムをオリジナルパッケージの表面に貼るのも表面加工のひとつです。
光沢感が非常に強く、高級感が出ます。
インクの擦れにも強く、耐油性や耐水性にも優れていますが、
光沢感が強いからこそ、オリジナルパッケージに傷がついてしまうと、
フィルムを貼っていないものと比較して、目立ちやすいでしょう。

オリジナルパッケージに高級感を出したい場合は、
プレスコート加工やフィルム貼りといった表面加工方法を選んでみてはいかがでしょうか??

それぞれに特徴があるため、適切なものを選んでみてください。

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